肩こりは腰痛よりも難しい
ご存知のように、肩こりに悩む患者さんはとても多いですよね。
そして、それと同じ様に「肩こりを治せるようになりたい！」と思っている治療家の先生はとても多いのです。
そのため、僕らの業界には「たった●秒で、五十肩を治せる！」などといった肩こりテクニックのDVDやセミナーが沢山出ていると思います。
そして、それらの教材では語られていない肩こりの真実について、今回は赤裸々にお伝えしたいと思います。
そもそも…
肩こりは中々治りません
肩こり改善のテクニックを求めている先生にとっては、期待を裏切るお話になってしまいますが、コレが真実なのです。
肩こりを治すには骨盤だ、内臓だといった色々な理論もありますが、肩こりって原因がとても複雑なのです。
下肢が原因の場合、自律神経が原因の場合など、本当に患者さん１人１人原因が違うので、本当は身体全体を見ていかなければいけないのです。
広告などで良く見かける
一瞬で可動域が
激変するテクニック
は本当にウソなので気をつけてください。
あれらはどれも反射を利用しているものなので、一瞬で元に戻ってしまいます。（ああいったものであればいくらでも出せます。ただ患者さんの症状を改善する上では必要ないので出していなかっただけです。）
そして、こういった見せかけの手技を使うことは、先生の院経営にとっても良くないことだと僕は思っています。
なぜなら、その場で変化が出る手技を使うことは、症状がすぐに戻ってしまうので患者さんに「あそこの院は（良い状態が）持たないのよね」と思われてしまい、
患者さん離れの原因
になってしまうからです。
僕の経験上言えることは、やはり患者さんが求めているのは「自身の症状をしっかりと判別してくれて時間がかかってもキチンと治してくれる先生」です。
しっかりと患者さんと向き合い、治らないものは治らない。治るけれども最低８回はきてくださいなどと、本当のことを伝えることが患者さんとの信頼関係を築きます。
そうすることで、コロナで大変な今のような状況でも「先生だから」と応援してくれるのです。
先生も、このような治療家に
なりたくありませんか？
やっぱり、患者さんの症状を改善させて喜んでくれた瞬間は治療家という仕事をする中で最もやりがいを感じる瞬間だと思うんです。ですよね？
なので、もし先生が…
- 治療結果で患者さんとの強い信頼関係を築ける治療家
- 他院には出せない結果を出せる治療家
- 治療が楽しくて楽しくてしょうがない治療家
- コロナなどの予測できない不況があっても生き残れる治療家
- 奥さんや子供など家族に自慢の父親と言ってもらえる治療家
こんな治療家になりたいとほんの少しでも思われるのであれば、治療家として必ず診れるようになる必要がある「肩こり」の正しい知識・技術を手にいれてください。
では、肝心となる今回お伝えする内容についてご紹介します。
PLT協会 肩こり治療
攻略オンラインセミナー
はじめに
- 簡単なご挨拶＆肩こりの患者さんの総数の話
座学
- 頸髄内圧の話
- そもそも肩こりを施術する以前に解剖学を知らないと何にもできないです。
- 脊椎-胸郭構造の変位と筋緊張
- 典型的な歪みと考え方の例、臓器の位置から考えられること
- 機能異常を起こしうる組織のパーセンテージ
- 整形外科のドクターとDCが言っている真実
- 頸肩部機能障害の改善に要す期間
- 偽治療家が五十肩を治したって言っているのはどうなのかと。。。
- 頸肩部機能障害の分類と適切な施術刺激
- 刺激の選択の仕方、強くやるべきところ、優しい手技の適応なこと
- 施術刺激とアルントシュルツの法則の話
- 神経と筋肉と刺激の強さの法則、これを知らない先生はゴリゴリ良かれと思ってほぐすだけ・・・
- 頸肩部の凝り症状と神経の話
- 神経は引っ張れれるとしびれます。押してもヘルニアでもしびれない話
- 肩コリに抑えておくべき筋！
- 肩甲骨には１７個筋肉が付きます、そのすべての話。
実技
- 肩甲挙筋へのアプローチ
- まずは正しい解剖学とまともなほぐし方
- 棘上筋へのアプローチ
- このポジションでないとほぐれないです。
- 板状態筋群へのアプローチ
- やりすぎ１から良いものなので再び登場
- 斜角筋群へのアプローチ
- 上肢の全疾患はすべて必要は手技です。
- 努力呼吸筋群へのモビリゼーション
- 自立神経や胸郭の異常からくる肩こりへの対処法
- 中部頚椎-上部胸椎へのモビリゼーション
- 脊髄の捻れの矯正方法
- 頸部皮膚へのストレッチ手技
- 真皮の重要性とアプローチ方法
- 肩コリでの感覚異常アプローチ
- 星状神経節に赤外線を当てると良い話。
- 高速低振幅刺激を使う筋のリラクセーション手技
- TOSでも胸鎖関節及び鎖骨下筋へのスラスト
- 頚椎・頸部筋へのストレッチ&モビリゼーション
- 椎間関節を無理やり開いて肩こりを取り除く安全な方法
- 肩甲骨上角へのアプローチ
- 大後頭神経と肩甲骨上角とコリのとり方
- 胸腰椎移行部と肩甲胸郭関節へのモビリゼーション
- 身体のつながりと筋肉と起始停止、魔法ではない解剖学からの話
- 手の内在筋と前腕筋へのリリース
- 脳報酬系と手の遠心性神経からの肩こり予防方
- 肩腱板筋の緊張への腓骨・仙腸関節矯正
- 足から良くする話の解剖的考え方と実技
- 肩腱板筋を考慮した肩甲上腕関節モビリゼーション
- 肩甲上腕関節を安全に開く方法
- さいごに
まとめ
- まともに徒手療法家として生きるためには解剖とバイオメカが大事という話
という感じで出し尽くします！
ちなみに、「PLT協会 肩こり治療オンラインセミナー」は専用サイトからご視聴いただく形になりますので、お手持ちのパソコン、タブレット、スマートフォンからいつでも・どこでもご確認いただけます。
インターネット環境があれば、いつでも・どこでも・何度でも視聴できます！
