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機能解剖から考える!ぎっくり腰

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

ぎっくり腰

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


疾患別腰痛セミナーの一部を公開!
ぎっくり腰って施術後に痛みが強くなったと言われてしまった経験をしたことある先生もいっぱいいるかもしれないです。
そんな苦手意識のある先生に見て欲しいですね。

ぎっくり腰の病態を説明していきたいと思います。
皆さんまず多裂筋に対して針を打ったり、多裂筋が収縮するとぎっくり腰は動けないってお伝えしてました。
なんですけど、それのもっと前に原因ってあるんです。それを知って、だから多裂筋が硬くなるんだってなるとふに落ちると思います。

大腰筋の筋膜とお腹側の腹膜って接してます。
食べたものが悪かったり食事が悪いと揮発性の毒素、臭いおならやうんちが溜まっていきます。
その毒素って腹膜とくっついてる大腰筋に移るんですね。

揮発性の毒素は腸壁とかに広げると言います。それが大腰筋に移っていきます。
ってなると大腰筋はやがて炎症を起こします。
花粉症と一緒で、毒素がいっぱい溜まっても溜まらない人もいればすぐ溜まっちゃう人もいます。
これが腰痛があるかないかの真実のところです。

じゃあなんで炎症を起こして痛くなるのか。
炎症が起きるのは毒素がたまるから。炎症を起こして毒素を身体に排泄させたいんです。
それがぎっくり腰の真実です。

球状に空くところに腰神経と腰動脈が流れてます。なので大腰筋が硬くなって動かなくなると、腰神経・腰動脈を圧迫するんです。
腰神経・腰動脈を圧迫すると虚血が起きます。虚血が起きると酸素が足りないからまたブラジキニンが出るんです。
ってなるとこの周りに痛みを送るんですね。

大腰筋が使えなくなってくると何が起きるかというと多裂筋で支え始めるんです。
だから多裂筋がゴリゴリなんですね。

この話を聞いたら今までの手技が全部納得するのではないでしょうか。

治るぎっくり腰・治らないぎっくり腰の鑑別は、日頃から不摂生で毒素がいっぱい溜まってる人なのか、一瞬炎症しちゃって毒素がすぐ排泄できるものなのか。
年齢にもよりますし今までの生活とかそういう硬さとかを診ていただけるとすぐ治るものとすぐ治らないものの判断がつくんじゃないでしょうか。

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん