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大腰筋論争 触れないVS触れる

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

大腰筋って触れるの?硬いのは何?

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


僕ね胃腸外科の先生に往診に言ってるんですよ。
両側にヘルニアがある女性の方なんですけど「整形には行かない」って言ってました。

この方はお医者さんなので自分で全部見られるんでしょうね。その上でヘルニアの原因が整形外科に行っても良くならないんじゃないかなと思われたそうです。
それで僕のところに依頼が来たんです。

解剖に行ったことのある先生はみんな口を揃えて大腰筋は触れないと言ってました。
腸や皮下脂肪などがあり触れない。
そこで、現役でお腹を切っているこの女医さんのお話を皆さんにシェアしたいと思います。

その女医さんが言うにはすごく細いガリガリの女性であれば、腸の上から大腰筋を触知できるそうです。
僕はその現役の女医さんの方を信じてます。だから触れるんじゃないかなと。

ただ、腸の上からになってしまうので結局大腰筋を表側からほぐすっていうのは腸も含めて刺激を与えちゃうので良くないと思います。
良くないのでやらない方が良いとは思いますが、ただ触れる触れないで言ったら触れるんじゃないかなと。

もし太ってたりお腹が出てる人で硬いのは何?と言ったら、腸とかウンコだと思います。
痩せ型のすっごく細くてしかもエラスチンが多いような、弾力性が高い人とかだったらちょっと触れるんじゃないかなっていうのが言われております。

そんでもって僕が解剖に行って観察できたことは、腸骨筋の横くらいの鼠蹊部のところでちょろっと大腰筋が触れます。
大腰筋を刺激したかったら腸骨筋ごとASISより内側からぐりぐりやってほじくるようにしてあげるとちょっと大腰筋にも刺激が行くのかななんていうのは思っております。

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん