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仙腸関節の理学検査法!

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

仙腸関節の検査法

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


検査法っていっぱいあるんですよ。基本的には病理的なものを見つけたりするのが整形外科テストだと思ってます。
今から僕がやるテストは徒手療法家として知らなきゃいけないものなんじゃないかなと。
検査と一緒に評価もしているので参考にしてみてください。

仰向けに寝てもらってトーマステストみたいなものをします。
トーマステストというのは膝を曲げた時に反対側の足が大腰筋が収縮して上がってっちゃうよというテスト法です。
ここから見つけられることがたくさんあります。

曲げていった時に、ほぼ無理ですけど膝の脛骨の軸を鼻に向かって押した時に股関節が詰まるよって人がいたら腸骨鼠径神経とか腸骨下腹神経の圧迫なので胸腰椎移行部が悪いです。
股関節が詰まるような感じを持ってる人はほとんどこれを持ってます。
股関節の屈曲が硬い場合は胸腰椎移行部がおかしいんだなと思ってください。

もう一個あって、屈曲していって外旋しちゃう人。ガニ股の人に多いんですけどこれもそうです。
股関節のニュートラルの位置が外側にあるからそうなっちゃいます。股関節が後上方に変位しています。
後上方に変位しているということは外旋六筋が張りまくってるとか、股関節の位置異常があるんですね。
それもこれで抜き出せます。

こういうのを知った上で、最大屈曲で内回しにつまり感がある人は仙腸関節が引っかかってるということです。
この時点で仙腸関節が悪いのか、下肢の他の影響で引っ張ってるっていうのかはわからないです。

股関節胸腰椎がおかしいのは腸骨下腹とか腸骨鼠径がおかしいのか、股関節自体の外旋六筋がおかしいのか、股関節が後上方に引かれているのか、はたまた腓骨が下に引かれることによって坐骨結節が引っ張ってるんでそれによって仙腸関節が渋いのかっていうのはまだわからないですね。
なんですけど考えられるのはこれになります。

っていうのが、たかがこれだけで揉法として抜き出せるのでこういう視点で治療に置き換えてみてください。
みなさん症状別でテクニックって欲しいと思うし、仙腸関節だったらこれやれば良いよって思うんですけど人によって原因とかそういうのが全然違うんです。
なのでどんな症状でも騙されることなく、今言ったことみたいな視点で全部観察出来てくると患者さんにズバッと行くということが できますのでこのような検査をやってみてください。

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん