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タダえもんの秘密道具 大腰筋リリース

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

大腰筋が原因の腰痛の治療法

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


最初に大腰筋を触れる触れないの話をちょっとしておこうと思います。

僕の往診先に胃腸外科の女医さんがいます。
みなさん解剖とかに行っていろいろ話を聞くと、大腰筋の上に腸があって触れないとみんな口を揃えて言っています。
でもいろいろな人を切っている女医さんが、若くて細い女性ならお腹側から触っても大腰筋を触知できると言っていました。
なので、僕はそっちを信じようかなと思っております。

話を戻しますが、大腰筋由来の腰痛は僕はMMTで診ます。
それで力が入るか入らないかでやってあげると良いと思います。
大腰筋を触れる、触れない、いっぱいありますけど、力が入るようになったらそれだけで良いんじゃないかなと思っているし、それで良くなることがいっぱいあります。

大腰筋が使えてるかのチェック方法

まずひざ関節を伸展位にして、凱旋してキープして貰います。
次に、反対足の骨盤を抑えて下に下げます。このとき力が入れば大腰筋を使えてます。

ギックリ腰だったりとか、そもそも腰痛とかになってしまうと脳からの刺激で大腰筋が使えないケースってあるんですね。

先ほどのチェックで、軽く診る大腰筋の検査としては全然使えてるって感じでしたが、あえて思いっきり押してどっち側が弱いかを決めるとしたらこの方は左足でした。
なので左の大腰筋の治療をしていきたいと思います。

大腰筋の治療方法

左のひざを曲げていただいて、股関節屈曲位にします。場合によっては自分の足に患者さんの足を乗っけても良いです。
大腰筋は腸骨筋を含めて繊維が一緒になっています。ちょっと痛いですがASISの内側のところです。

AKっていう学問だと反射や経絡を使って筋力を回復させてくのが主流です。
それも含めてDCの先生や僕の尊敬する先生ががよく言うのは筋力回復するのに、ただ普通にゴリゴリするっていうのも一つ手なので動画ではそれをやりたいと思います。

僕がよく「ピロピロ揉んでるだけ」って言うのはこういう検査をして、本当に弱っている筋肉を抽出してちゃんとした見立ての上で「大腰筋をピロピロ揉んでるだけ」って言わせてもらってます。
大腰筋はほぼ触れない腸骨筋なんですけどちょっとほぐれるまでしっかりやります。
みなさんしっかりやるまでがちょっと弱かったりするので、なかなか結果が出なかったりするんじゃないかなと思います。

硬くなってる、MMTが落ちる、可動域がおかしくなる、いろいろな見立てがあるんですけど、左右をちゃんと比べられて正しい状態が何か理解するというのが大事になってくると思います。
それを知るといろんなのに騙されなくなるんじゃないかと思います。

MMTをすると弱化したものがわかるので、そこに関連する筋肉をグリグリほぐすことによって結果良くなる。っていうのがいっぱいあるので皆さんもやってみてください。
本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん