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五十肩 只野の考える治療戦略

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

五十肩の治療戦略としてどんなところを診るか

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


そもそも90度までいかない五十肩ってよくありますよね。
肩より下までしか上がらないものと、肩の上まで上がるけど上の方で引っかかって痛いもの、もっといっぱいあるんですけど大きく二つに分けてお伝えします。

90度までいかない場合

90度まで外転をしている筋肉の棘上筋が固くなっちゃうと上がりません。
要は棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋のこの4つがしっかり動いてないと棘上筋も動かなくなります。

それに対してどうやるかといったら、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋をほぐすのが1つです。
みんな五十肩の人に関節のテクニックをやりがちです。ですが、そもそも肩甲骨周りの筋肉をしっかりほぐせてない先生がいるのでそれをしっかりほぐすのがまず大事なんじゃないかなと。

筋肉は悪くなくて関節だけおかしくなってるっていうのは理論が破綻してると思います。
まず筋肉を正常なものにしていくっていうのが大事で、さらにいったら教科書に書いてある通り棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋をしっかりほぐすっていうのが皆さんなかなかできてない人が多いんじゃないかなと。

五十肩のセミナー行くといろんな「これやれば治る!」っていうのを知りたがるんですけど、そんなのはないですよっていうのをお伝えしようと思います。

90度以上上がっている場合

バンザイした時に肘がピーンと伸びているものと曲がっているものがあります。
こういうもので肩が引っかかってる人っていうのは、屈曲した時に肘が回ると肘より下に問題があると言われています。

なのでただ上がらないのか、肘が曲がって上がらないのかを見て、もし肘が曲がってるのであればしっかり肘より下をほぐしてあげます。そうすると肘は伸びてくるので、肩の可動域が変わります。

遠隔とかじゃなくて、肘が曲がるか曲がらないかっていう見立てもやってあげるといいのかなと。
言い出すともっといっぱいあるんですけど、ざっくりと治療のアドバイスとして僕が考えていることをお伝えしました。

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん