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五十肩 至高の施術論

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

DC・DOの先生が考える五十肩戦略

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


前回の僕の治療の考え方にもっと全体的なことを膨らませてお伝えしたいと思います。

もちろん局所は絶対やってください。
なんで肩が痛くなるのかを考えていくと順序があると思ってます。
これはDCの人がよく言ってるんですけど、人間てまず脊柱、首と腰が悪くなります。

例えば首の寝違え、ぎっくり腰は比較的軽度で、身体が調子悪くなってきて1番目に起こる状態です。
なのでぎっくり腰も寝違えもすぐ治ります。
もちろんひどいとか痛みがすごいとかはあるんですけど、じゃあ時間がかかるかと言われたらそうでもないんですね。絶対治るものです。

次に股関節より下が悪くなります。
例えば膝が悪いっていう人はもう脊柱が悪くなった上で膝が悪いと言われてます。股関節もそうです。
なので順番通りに行くと1番目に脊柱、2番目に股関節より下、3番目に肩とか肘、手首にきます。

腱鞘炎になっている人なんて3番目のゾーンなので、そもそも脊柱と下肢が絶対悪くなってからじゃないと負担がこないんですね。
手首が痛い人は結構ギリギリまできてて、上肢の先までおかしくなっているものは最終的に自律神経がおかしくなると言われています。

自律神経については栄養だったりいろんなことも言われてるんですけど、自律神経を病んでる人、手首が痛い人は全身悪いって思っていただけるといいかなと。

で、五十肩の話に戻すと、五十肩がある時点で首から下肢が絶対悪いので患部だけじゃなくてそこもしっかり診ていく。
あとは腕が上がらなくなるのは胸腰椎移行部が絶対後ろに行きます。でもって股関節もしくは仙腸関節、あとは内転筋が悪くなると肩って絶対上がらなくなるんですね。

逆説的に言ったら、内転筋を柔らかくする、股関節柔らかい、仙腸関節の動きが引っかかってない、胸腰椎移行部がまっすぐ前に入ってるってなると肩って上がるようになってきます。

患部は患部でしっかり治療をやりますが、まともな先生たちはそういう風に考えてます。
肩がおかしくなっているものに関しては、胸腰椎移行部・仙腸関節・股関節・内転筋が必ずおかしくなっているので、そこは必ず正常値まで戻してあげないといけません。

これにかかる期間ががしっかりやっても6ヶ月かかるんじゃないかなと僕は言わせてもらってます。DC・DOの先生たちも言っています。
なので、みなさん五十肩を一発で治せるという広告に騙されないでください。そんなものはありません。あったらそれは五十肩じゃないです。肩が痛い人がレントゲンとったり整形外科に行ったら五十肩と診断されただけの人です。

以上がすごい先生たちの見立てだと思うのでしっかりやるといいと思います。

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん