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交感神経異常へのリブレージングテクニック

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

交感神経緊張の見立てと施術

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


アプローチできるところの一つは肋骨の前にある交感神経幹です。リブレイジングとも言われています。
あとは椎前神経節へのアプローチです。
うつ伏せになってる人に背骨側からほぐすのは皆さんよくやっていると思います。
もちろん脊柱起立筋をほぐしてるというのもありますが、背中を押されたり撫でられたり刺激をすると強制的にリラックスします。

これがなぜかっていうのを解剖とバイオメカで紐解いていくと、交感神経幹っていうのが肋骨突起の前方にあります。ここを刺激すると強制的に副交感神経優位になります。
交感神経が緊張しているだけじゃなくておかしくなってるところもいっぱいあると思うんですけど、背骨側から交感神経が緊張しているところをアプローチすることによって強制的にリラックスしますのでありとあらゆるところにromが変わったりします。

今からやる伸展のテストってなんでも効きます。足いじろうが何しようがなんか変化があれば絶対変わるのが伸展なんです。
良い姿勢で座ってもらって胸腰椎移行部くらいを片足で支えます。伸展をかけて硬さを確認します。

仰向けになってもらってまずやるのはリブレイジングです。
両手を並べて棘突起の指1本分外側に当てて、「息吸って」のときに上方、「吐いて」の時に肋骨の動きも使って椎間関節の前くらいに刺激を送ろうという手技です。


そうするとさっきより伸展がいくようになります。これをどんどんやっていくという感じです。
まず伸展を見て、棘突起から指1本外にずらして息吸った時に体の方に向かって押して、吐いたときに頭の方へ上げるようにするだけです。
これをなんとなくで良いので左右3箇所くらいやります。下からやった方が効果的です。そうすれば絶対romが全部アップします。

伸展を上げられない人が結構います。ストレス溜めるとロックしてしまうので、筋肉をほぐすんじゃなくて自律神経の調整で結構変わるっていうのだけちょっとやってみてください。


本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん