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原口先生が教える膝のOA戦略

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

原口先生が教える膝のOA戦略

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


今日は原口先生が考察される膝のOAに対しての解説をしていただきます。

変形、歳だから、そういう患者さんいっぱいいます。私は絶対的に加齢でねなんて言い方はしません。
もし本当にそうなら全世界の○歳以上の方はそういう病態になってしまうということになっちゃいます。そんなことはないですよね。
必ず原因があるんです。それをちゃんと見つけなきゃいけない。
医学ってこんだけ発達してるのになかなか変形性膝関節症の患者数って減らないんですよ。
皆さんどこにアプローチするか、どうしたら良くなるのかということを考えなきゃいけないんですよね。

治療をする時に膝のどこを見てますか?
ほとんど膝しかみてないんですよ。膝だから膝でしょ?じゃないんです。
膝のどこをみてますかということなので、構造をみてもらえれば一目瞭然なんです。

膝のどこが悪いんですか?お皿ですか?大腿骨ですか?脛骨ですか?
関節という意味では腓骨はあまり作用はしないんですけど、足として考えれば腓骨は大事ですよね。
大腿骨と脛骨とお皿で膝はできてます。どれが痛いんでしょう?

もし膝の大腿骨にアプローチするということであれば股関節にアプローチしなきゃダメですよね。上は股関節、下は膝の上半分。
じゃあ脛骨にアプローチをするということであれば下は足首です。足首にアプローチをすると膝半分が良くなるということです。

膝を良くするのに股関節と足首を使って膝を治療するんです。
膝を動かさなくても股関節と足首を持てば膝は動くんです。膝の治療をする時に股関節と足首をみるのは当たり前なんです。
それなのに膝だけに注力するのはちょっとどうなのかなって話になってきますよね。

やはり立って動くということを考えれば足首、膝、股関節、もっと上、ある程度全身的な見方の中で膝ってどうなんだろう、どういう動きをしてるんだろうというのを見ていくのが絶対的に大事です。

患者さんていうのは来て、必ず歩いて帰ります。動いてどうかということを考えなきゃいけないので、膝だけじゃなくて他の関節の動き連動を見ていかないとダメです。
止まっている見方ではなく動いてる見方です。
動いてる見方というのがなかなか難しい。でも見れるようになると膝というのがすごく理解できます。
是非考え方を変えてみてアプローチしてみるのも良いかなと思います。


本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん