BLOG ブログ

“寝違え”で成果を出す治療戦略!

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

寝違えの見立てと施術方法

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


頚部の筋って、例えば屈曲して10分本当に同じ姿勢でってなったらもうもたないですよね。
起きて意識があるときは続かないですよね。
だけど疲れているときは眠りが深いので、例えば枕から落ちた状態の時にそこの筋や神経がずっと伸ばされたままになります。
普通は10分寝返りをしないなんてことはないです。いつも同じ状態って言っても微細に動いています。
それが止められてっていうのが一つの原因として考えられます。

今回お話しするのは僧帽筋、頸板状、頭板状のところをほぐしてあげるっていうテクニックです。
これは寝違えの時にめちゃめちゃ効きますし、慢性の肩こりや首こりなどいつも収縮してて姿勢が悪いっていう人にもめちゃめちゃ使えます。
いつもほぐされてないところは痛かったりします。しかもだいたいそういうほぐし方をしなかったりします。
首のところを強く揉むのは良くないです。ですがちゃんと上部僧帽筋のところを持ち上げて頸板状、頭板状のところをよくほぐしてあげるとありとあらゆる疾患、もちろん寝違えにもものすごく効きます。

寝違え、頸椎症、あらゆる慢性など全部に絶対触らなきゃいけないところとして首をほぐします。
なぜ首をやるかというと、慢性のものが起きると首は伸展しちゃいます。反射で硬くなるので逆にいうと首を思いっきりほぐしてあげると反射で下肢が伸びてきます。よってありとあらゆる慢性痛に効きます。

患者さんにはこうやって伝えてください。
「今日やると痛くなります。痛くなるんですけど、痛みが終わったらもう一度来てください。もしくは一週間に一度来てください。」
動画だと伝わらないかもしれないんですけど、やりすぎなんじゃないかってくらいやっても反射とか炎症とかって悪いものじゃないので大丈夫です。
悪くない人は痛くないです。絶好調の人は痛くないです。10才以下の小学生は痛くないです。
っていうのを知った上で、逆に言ったら慢性痛の人は100%痛いです。これを痛いままにしていたら絶対治らないと思ってください。

よく痛みの戻りとか言ってる先生たちいっぱいいるんですけど、痛みに戻りとかはないです。前後するときはあります。
しっかりこういうところに刺激を加えることによってずっと治っていきます。
変形とかいろいろいってる先生もいますけど、壊してまでほぐすっていうのがものすごく大事になるのでそれも知っておいてください。

筋肉が生まれ変わるのは3ヶ月。週一で来たとしたら10〜12回なので、「必ず10〜12回以内に筋肉はほぐれますよ」って言ってやってください。
強さは患者さんによると思います。そんなに強くしてって怒られるくらいなら強くしちゃいけないんでしょうけど、どこに行っても治らないものに関してはこういうことをやらないといけないんですよ、というお伝え方をしていきたいと思います。

うつ伏せになって少し顎を引くようにします。上部僧帽筋と頸板状、頭板状の間に筋膜があります。
筋肉を揉むんじゃなくてこの筋間のところを持ち上げるようにしてほぐします。
何をやってるかと言ったら筋間に手を入れてるだけです。これが痛い人は慢性痛を持ってたりとかします。


よく棘突起が曲がってるような人がいます。あとはrがなくてストレートネックになってる人。そういう人には絶対やってあげてください。
下部の頸椎は手を変えて7付近までやってあげてください。
もう一個別法があって両方でやる場合、筋間に手を入れて筋肉をほぐすわけじゃないので両手で上僧帽筋を持ち上げてほぐしても効きます。

だいぶ痛いと思いますが痛くしてまでここはほぐす理由があると思ってください。
ここが痛いことは良くないです。揉まれてない筋肉は痛いのでそれも踏まえてよくほぐしてあげる。
寝違えだったらこれでよくなる可能性がすごく高いですし、炎症があるものはダメですけど頸椎症だったり慢性のものだったり腰痛の人には絶対これはやってあげてください。
 

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん