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徒手療法家として治せる範囲とは?

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

徒手療法家として治せない範囲・治せる範囲

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


なんでも治せるとかなんでも治したいと思う人がいっぱいいると思います。
なんでも治してあげたいんですけど、病理的なもの。例えば脊柱管狭窄症があったりとか麻痺があったりとかするものは治せないですよね。治せるとかいう人もいるんですけど、嘘だと思います。

なんでそういう風にいうかというと、その中でも麻痺風なものとか脊柱管狭窄症はあるんだけど症状は治せる範囲のものっていうのがあるんじゃないかなと。
その辺をしっかり勉強していくためにも治せる範囲・治せない範囲というのをしっかり勉強しないといけないんじゃないかなと思います。

よく問題になってるのは、エビデンスだけを追いかけてもダメだっていう人がいたり、解剖とかバイオメカとか医者に媚を売ってるって言ったりする人がいるんですけど、ものすごくお門違いです。
お医者さんって簡単にいうと治せない範囲を扱っております。

治せない範囲ってオペなのか投薬なのか運動療法なのか筋トレなのかリハビリなのか、それをすることによって治せない範囲のADLを少しでも良くしていくっていうテクニックなんです。
病理的・気質的におかしくなったものって治らないですよね。それでも良くする方向にやっていくお仕事をしている人たちはエビデンスがなきゃダメですよね。

我々が治せる範囲のことって勉強しなきゃいけないことがたくさんあると思うんですね。
その部分を勉強するためには解剖とバイオメカが、しかも解剖とバイオメカって言って勉強しようとしていくと皆さん病理的な疾患の西洋医学の論文を読んだりします。論文って治せない範囲のことばっかしか書いてませんから、なかなか難しくてバイオメカのところってわかんなかったりするんです。

徒手療法家で100%治せる範囲のものをしっかりわかっていただいて、それには体表から触れる範囲の触診解剖が必要なんじゃないかなと僕は思います。
そうすると何がわかるかというと神経とか血管とか筋肉とかを左右差比べることによって治せる範囲なのか治せない範囲なのかすごくわかるんですよね。

例えば坐骨神経痛は左右で硬さが違ったりします。
神経って短縮したりします。短縮したものに対して神経のモビリゼーションをすることによってそれが治るっていうのがあります。
なのでそういうのがわかるように勉強していかなきゃいけないっていうのが僕の世界観なんです。


本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん