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肩甲帯神経解剖 五十肩と神経解剖学

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

腋窩神経について解説

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


肩の障害を考える時に徒手療法家として腋窩神経の走行は知らないといけませんよねって話です。
大円筋・上腕骨頚・広背筋で囲まれるところにヴェルポーの角孔というものがあります。
わからない方は是非調べてみてください。

ここが三角筋の中で触れるんですよ。よく間違えやすいのが、大円筋を挟んでその下にある上腕三頭筋裂隙です。
大円筋の上のところにあるヴェルポーの角孔で腋窩神経に刺激を送ることができます。

腋窩神経って肩周り全部に関係していますし橈骨神経と神経足が同じなので、腋窩神経を的確に施術することで橈骨神経のところにも効果があります。
上肢の疾患でよく聞く外側上顆炎・腱鞘炎・スナッフボックスが痛いとかそういうところは全部橈骨神経です。
なので肩のところを調整するもしくは悪さしてるかどうかのチェックポイントになるのがヴェルポーの角孔だし、ヴェルポーの角孔は腋窩神経なので評価をする時に今のところは触れてないといけないということです。

腕神経叢でもあるところを施術することによって坐骨神経とか腰神経叢とか股関節の痛みっていうのもこういう肩のところから調整が可能となっておりますので必ず押さえてやってみてください。

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん