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解剖学的ストレッチ 坐骨神経痛への手技

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

下肢のストレッチ①

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


一番多く見かけるのは仰向けに寝て単純にあげるハムストです。
これは健康な人だったら伸びます。ですがこれだけだとなかなかきっちり伸びきらないんです。
あげくに足の指とか背屈させてもっとピーンとさせるっていうのがあるんですけど、例えば坐骨神経痛のある人はSLRの形これだけで腿裏まで行かないです。
あと余計なところが伸びちゃうので、正しいストレッチ方をご紹介します。

トーマステストのように股関節と膝関節を曲げていきます。
反対側がトーマステストのように代償するので、反対側の前面に自分の足を置いて抑えます。
股関節・膝関節が最大屈曲した状態から肩に乗っけるように膝を伸展していきます。
そうすると腿裏だけがきっちり伸びます。
股関節の角度が浅いといくらでも上がっちゃったりするので、確実に股関節を曲げながらやってみてください。

外転しながらやると外側の大腿二頭筋が伸びます。
内転はなかなか元気な人じゃないとできないんですけど、半腱・半膜が伸びます。

真ん中でやる、外転して大腿二頭筋を伸ばす、内転して半腱・半膜をやって、もう一回真ん中でハムを伸ばす。
このようにストレッチをしてあげるとめちゃめちゃ伸びます。

こういうことを解剖的に知っていればもっと思いつく動きになりますので、一つ一つの筋肉関節を理解してしっかりやってあげると適当な良くわからないテクニックをやるよりよっぽど効果があります。
そう言う考え方で解剖とバイオメカニクスでストレッチをやっていきました。

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん