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骨盤の機能障害 見立てる方法!

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

骨盤の機能障害の見立て

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


簡単なやり方として、仙骨を含む脊柱が悪いパターンなのか腸骨を含む下肢が悪いパターンなのかを見分けることができます。
例えば首が悪かったのに腸骨より下をほぐすとあんまり意味がなかったりもしくは効かなかったりしますから、そういうのにも見分けられたらいいんじゃないでしょうか。

評価の一つのポイントとして、みなさん筋肉を揉むと思うんですが骨盤を動かす筋肉っていうのは重要なのが5つあります。
骨盤内で終わってる短い筋肉はいいんです。1番てこが長い筋肉が骨盤を引っ張る可能性が高いんじゃないかなと考えることができます。
大腿直筋・内転筋・腰方形筋・大腰筋(腸骨筋)・ハムストリングこの5つが骨盤を動かすというところで考えなきゃいけない筋肉です。

腸骨より下肢が悪いタイプの腰痛なのか、仙骨より上が悪いタイプの腰痛なのかの除外診断をしていきます。
患者さんに足を肩幅に開いて立ってもらいます。
この時リラックスしてもらって、psisの下端を触ってください。
このままゆっくり前屈してみてください。

この患者さんの場合前屈した最後に左側が上がっていました。
どこかというのはわからないんですが、これがあったということは左の腸骨より下肢に何か問題があります。

次に座って同じことをやります。この時必ず足をつけてもらってください。
座ったままやるとpsisは同時に上がりました。
なので先ほどのものと統合すると、腰痛があったとしてどこが原因かというとこの場合は左腸骨より下肢に原因があると特定しました。
評価とか見立てがすごく大事なので参考にしていただくといいと思います。


本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん