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肝臓手技が「五十肩痛」に効く背景

はい!タダえもんこと只野拓也です^^ 本日は

内臓と神経の関わり

というテーマでお伝えします。 動画でご覧いただく場合はこちらからご確認ください↓


十肋骨の先端のところに対していろんなテクニックがあると思います。一つは肝臓を押すのもそうですし、肝臓の下面から上げてあげるのもそうです。
十肋骨の右側に何がいってるのっていったら横隔神経です。横隔神経っていろんなところを通っていて肝臓胆嚢にも行っています。これは右側です。

そして横隔神経左側に行くと、左の2番3番4番の胸肋関節、心全部、肺尖部です。さらに胸膜とか肺とかにもいきます。
胸鎖乳突筋の三角形のところから前斜角筋が触れるんですけどそこの前方についていて、横隔神経はc5~6あたりからでます。
c5~6は腕神経叢だし、5番からきてるのは肩甲上神経そして肺神経のところにもいきます。

といって神経がいろんなところに絡み合っていくんです。腕神経叢に絡むってことは上肢の疾患に全部絡むんですね。
五十肩とか肩の関節に行ってんのはc5だったり肩甲上神経だったりです。

というのを考えていくと例えば五十肩になってるとか、腋窩神経って神経足が橈骨神経です。橈骨神経っていうと外側上顆炎とか腱鞘炎の方ですよね。
っていうように考えられますので、全部繋がりがあります。よく流行りのテクニックで、肝臓を押すってだけで肩のロムが上がったり腱鞘炎が痛くなくなったり首の可動域が上がったり外側上顆炎に効いたりっていうことが起きるんですね。

これはなんてことはなくて、全部使って全部施術してあげたらいいんです。
でもその繋がりの解剖バイオメカを突き詰められない先生でいると、いつまで経っても「ここ押すと首治るよ。なんで?こういうテクニックだから。」で終わってしまうんじゃないかなと思います。

このような基礎医学を学べる場所がなかなか無いというのを僕自身今まで勉強してきて思うところがありました。
なのでそういう環境を一気に整えてしっかり徒手療法家として学べるところという風にPLTカレッジを作りました。

ベーシック、アドバンス、マスターコースの3つに分かれています。
ベーシックコースは僕と永吉先生が担当しています。内容は治療家として必要な経営的基礎の話です。僕は治療家として今更聞けないような解剖の話や考え方や触診やストレッチや揉み解しなどの基礎的なことを担当しています。

アドバンスコースは僕の師匠のベイダー先生と久保先生が担当しています。ベーシックコースでやったことをさらにレベルを高くしています。基礎の材料を組み立てて臨床にどうやって落とし込むかをやっています。

マスターコースは5人の先生が担当しています。それぞれスペシャリストな先生を使ってスペシャルなことをやっています。マスターコースは特化したことをやってるので、ベーシックとアドバンスを受けていただいた後に学ぶとその先生たちの凄さがものすごくわかるんじゃないかなと思います。

徒手療法家として治療が好きな先生が見るとものすごく力がつくんじゃないかなと思います。
なぜかというと僕が現役で整体もやってますし患者さんもずっと見てます。その中で勉強してきたことがふんだんにこのカリキュラムに入ってますので、見ていただけたら力になれると僕は信じておりますので是非チェックしてみてください。

詳しい内容はこちら

本日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

PLT協会代表
只野拓也ことタダえもん